ヒプノセラピーは、催眠誘導によって潜在意識が活性化した状態で行う心理療法の一種で、主に人の「イメージする力」を活用して行うセラピーです。「催眠」という言葉からよくないイメージが先行していますが、眠る必要はまったくありません。
詳しくは「ヒプノセラピーについて」のページをご覧ください。

ここ数年のスピリチュアルブームで「前世」という言葉がポピュラーになっています。
「前世療法」はテレビでやっているような、スピリチュアルリーディングや占いと混同されがちですが、そういったものとは異なる「心理療法」の中の一手法です。

Heart Retreatでは「前世」を、クライエントにとっての自己理解や感情の表出を助けるための「舞台」として認識しています。その理解の上では、前世そのものが存在する、しないということをここで必要以上につきつめることは、大きな意味を持たないように感じています。
セラピーにこられた方の目的（苦しみを和らげる、自分の人生を見つめる）達成において大事なことは、セラピストが前世療法が「心理療法」としての一手法であることを十分認識し、クライエントの皆さまへ丁寧な説明の上、安全で適切なケアを行うことであると感じています。

詳しくは「前世療法について」のページをご覧ください。

人生相談や占い、ヒーリングは全て受け身のサービスであると私は思います。
これらのサービスは、お金を払った側が自分に利益となる情報やアドバイスを「与えてもらう」という姿勢で臨みますが、カウンセリングやヒプノセラピーは「自分が主役」となって、自分で様々な事に気づく、新しい自分を見つけていく作業です。

ご自分の悩みや苦しみに対する「答え」は必ず自分の中にあります。後悔は「自分で決めずに他人に答えを依存した結果｣生じる事が多いのです。セラピストは常にサポーターとして、あなたを「援助」する役割をつとめ、あなたがご自分で答えを見いだすお手伝いをします。

何回受けるかはクライエントの皆様が自由に決められます。
当セラピールームでは、クライエント様からのご相談がない限り、回数を指示したり強制することはありません。そのため、お申し出がない限りは次回のご予約をお勧めすることもしていません。

ドラマや映画はストーリー上、かなり奇抜でセンセーショナルな演出をしています。
実際のセラピーの場でそのような事は起こりません。
「ヒプノセラピーについて」のページでもご紹介しているように、催眠状態では眠る必要がないのです。

通常、催眠下にあるクライエントは「現在の自分」という意識を保ったまま催眠に入っていますので、話したくないことに対しては自分の意志が優先されますし、催眠によって話すことを強要される、などということはありません。ヒプノセラピーは、マインドコントロールではありませんし、誰かをコントロールする為に行うことではありません。セラピーはセラピストとクライエントとの共同作業ですので、その方がしたくないことや不利益につながる事は拒否する自由が与えられています。
十分に教育訓練を受けたセラピストが適切な催眠誘導を行っているかぎり、上記のようなことは起こりませんのでご安心ください。